みんな本当はビビッてる。あがり症じゃない人なんていない
安心材料を一つ挙げると日本人の95%以上は上がり症といわれているという事実
まずは知っておくべき効果の無い対策
- 場数を踏む
- 手に人の字を書いて飲み込む
- 聴衆(相手)をカボチャ(ジャガイモ)だと思う
- 緊張しませんように、落ち着けなどと自分に言い聞かせる。
- 原稿の丸暗記
→何回やっても嫌なものは嫌
→科学的な根拠なし。自らのルーティンになれば効果があるのか?
→無理じゃないですか?私はできませんでした。
→〜するなといわれるとしたくなる原理。
→丸暗記では想定外の状況に対応できない。
突発的な質疑応答が必要になった場合とか
これが基本的な準備
準備をしっかりとやる。これが1番大事。
準備をおろそかにしたいならばスティーブ・ジョブズを越えてからにしよう。彼も原稿を覚えてからスピーチに臨んでいた。
ちなみにスピーチの原稿は話す内容を丸暗記するためではなく。"何を話したいか"を整理するために行う。
すでに準備をしたことをやるだけの状態にしておけば心理的にかなり楽になる。
心理学では"行動リハーサル法"と呼ばれている。
練習は朗読がオススメ。可能ならば聴衆と雑談しておくこと完全アウェーの状態から脱却できる。
自己紹介なら
時間は30秒から1分くらい話すことを目標にする。文字数にして300〜400文字くらい。
短いスピーチの方が好まれる。よって前置きや言い訳は要らない。
初対面の相手
挨拶は絶対に必要。
話のネタとしては趣味、食べ物、仕事、家族、お住まいトークなどは話を膨らませやすい。
お互いに自分の内面を少し公開し、バックトラッキング法で話すと会話が途切れにくい。
ちなみにバックトラッキング法とはオウム返しのことです。
相手に話を聞いているよと伝え、そこに質問を加えると会話のキャッチボールが成立する。
これが簡単な対策だ
- 自分のことは誰も興味がないと知る
- 感情を無くせ
- 完璧を目指すな
- 無意味なことでもいいから何かやる
- こんなことしたって何の解決にもならないと思っても何かやる
- 無理やりでもいいからスマイル
→何回やっても嫌なものは嫌
→言い間違いとか誰も気にしていない。人は自分は人から注目されていると思い込んでいる。
これは心理学ではスポットライト効果と呼ばれているとか。
→イヤなやつと話すときはロボットになりきってストレスフリーを目指す。
→100点満点のスピーチなどない。
就職面接であっても面接官は緊張で人は落とさない。
→運動が理想だが、何かを書き続けてもいい(この場合は手を動かしている
)本当に何でもいいから動くこと!
→心理学的にはフェイシャル・フィードバック効果と呼ばれる。
スマイルを作ることで脳に楽しいことがあったという情報が送られる。意外と人間って単純なのだ。
逆に聴衆が怖くても怯えたような表情は作らないように。
表情さえ変えなければ、人は恐怖を引き出す反応をとらないのだから。
参考文献
1) 内藤誼人 『人前で緊張しない人はウラで「ズルいこと」をやっていた』 大和書房
2) 鳥谷朝代 『1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前で上がらずに話せる方法 』大和書房