気くばりには5つの要素がある

本書では以下の5つのアンテナがあるという表現をしている。

  1. 俯瞰する
  2. 共感する
  3. 論理を通す
  4. サービス精神を持つ
  5. 尊重する

項目だけで何となく分かるものも、いまいちピンと来ない項目もあった。
1つずつ印象的だったことを記録していこうと思います。

俯瞰する

一歩先を読んで行動する
理想は何かをする際に事前準備と他人との約束は1日前倒しにすることを目標にすること
お礼
即、対応すること

たしかにお礼に対する賞味期限って短い実感があります。

能動的であれ
"指示待ち"、"現状維持"ではなくとりあえず動いて失敗したら修正すればいい

共感する

気くばりの言葉は口に出そう
気くばりの言葉とはありがとうございますという感謝、挨拶、謝罪など。考えるのは口に出したあとでも十分
定期的な差し入れ
コレは本当に効果抜群でした♪著書の中にも安くても回数が大切との記載がありました。
清潔さ
身体ももちろんですけど、身の回りの整理整頓の大切さについても記載があります。

やっぱり人って人のことを見ていますね・・

論理を通す

もくじ、プランを持って話す

話す内容を決めてから話そうということですね。

感情的なダメだしではなく客観的な助言を

これは部下を持つ人には心から知っていてほしいと願います
人が何かに失敗したときには以下の手順をとりましょう。

  1. ミスの事実、経緯の確認。
  2. →背景とか把握する

  3. 原因の分析
  4. →なぜミスが起こったのか

  5. 解決法の提案
  6. →どうすれば問題が解決するのか

これだけでも職場の環境が良くなりそうです。

ほめるときはみんなの前でも、注意するときは他の人がいないところでサシで話すというのは、気くばりの基本中の基本です

本書で一番心を打たれた言葉だったので、そのまま引用させてもらいました
直近の半年で一番良いなと思った言葉です。忘れもしない154ページに記載あります!
基本中の基本と言いつつ、断言されていることってあまりなかったと思います。

サービス精神を持つ

会話時には3割増しのリアクション

 相手がリアクションしてくれるとうれしいですよね。

笑顔を意識して声を気持ち高くする

 電話の時とか無意識にやるやつです。

うなづく

 相槌の基本ですね。

たとえ話を上手く使う

 一番難易度が高い気がする。
 上手い表現を素早く頭の引き出しから引き出す訓練が必要?

パ行のオノマトペを使う
パ行は勢いがあり明るい印象を与えます。例えば、ぱぱっと、ほかーん。

 文章にすると何となく恥ずかしいです。せめてツイッターなら。

尊重する

相手の名前を呼ぶ
特別感が出ますよね。挨拶にも活用して、さらに一言加えればGood。
相手と考えが違っても、1度は素直に受け入れる

 反論はダメよ。"でも"とか、"いいえ"、"だって"とかは極力使わないようにしましょう。

見栄を張らない

 プライドって食べられるの?気にしないで分からないことは分からないと言うのがお互いのため。
 人は説明するのが好きな生き物。相手に説明してもらうのも尊重です。

肯定の相槌
おっしゃる通りです。とか

今回の書評対象

タイトル:できる人は必ず持っている一流の気くばり力
著者:安田 正
出版:三笠書房

 

すごく参考になりました。読んでよかった1冊でした。
まだまだ書ききれないことは多々ありますが本サイトはここまでにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このページの先頭へ戻る